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サウナを目的地にする旅へ。泊まれるアウトドアサウナ7選

夜サウナと朝ウナ、湯上がりのサ飯、見上げれば満天の星——泊まりのサウナ旅には、日帰りでは届かないご褒美が待っています。野尻湖の聖地から直島のアートサウナまで、「泊まれる」アウトドアサウナ7施設と旅の組み立て方をまとめました。


最高のととのいのあと、帰り支度をしながら「あと1セット入りたかった」と後ろ髪を引かれる——アウトドアサウナ好きなら、誰もが知っている感覚ではないでしょうか。それなら、答えはシンプルです。帰らなければいい。サウナを旅の目的地にして、そのまま泊まってしまえばいいのです。

泊まる人だけのご褒美 — 夜サウナ、朝ウナ、そして余白

泊まりのサウナ旅には、日帰りでは決して手に入らない時間が流れています。日が沈み、薪の爆ぜる音だけが響く夜サウナ。火照った体でそのまま囲むサ飯と一杯。外気浴チェアから見上げる満天の星。そして翌朝、誰よりも早く森や湖と向き合う朝ウナ。チェックアウトまで何も予定を入れない余白こそ、週末の最高のご褒美です。この記事では、サウナそのものが「泊まる理由」になる7つの施設を、旅の組み立て方とあわせて紹介します。

旅の組み立て方 — 夜と朝、2回のサウナを軸に

計画の軸はシンプルに、「夜」と「朝」の2回のサウナです。初日は昼すぎに現地入りして明るいうちに1セット目、日が沈んだら夜サウナと星空の外気浴、サ飯を味わって早めに眠る。翌朝は空気がいちばん澄んだ時間にもう一度サ室へ——。朝ウナのあとは急がず、チェックアウトの時間まで余韻に浸るのが泊まりサウナの流儀です。施設によってはサウナ枠と宿泊が別予約のこともあるので、夜と朝の枠を押さえられるかは予約時に必ず確認しましょう。

サウナ旅の持ち物・計画チェックリスト

  • 水着・サウナハット・速乾タオル(基本セットは日帰りと同じ)
  • 水着と着替えは2セット(夜と朝、乾ききる前に2回入るため)
  • サウナポンチョや防寒着(夜の外気浴は想像以上に冷えます)
  • ヘッドライトか小型ランタン(夜サウナへの行き帰りに)
  • サウナ枠と宿泊枠、両方の予約が取れているか出発前に確認
  • 翌日の予定は入れない(チェックアウトまでが旅のうち)

山と湖の聖地へ — 信州・北陸に泊まる

日帰り客が帰った夕暮れから、聖地は本当の顔を見せます。併設のゲストハウスに泊まれば、夜は地元食材のサ飯、翌朝は誰もいない森で静かにもう1セット。5棟の薪サウナを泊まりで巡るのが、通の楽しみ方です。
夕暮れの断崖で富山平野に灯りがともる景色を眺め、翌朝は澄んだ空の下でもう一座。宿泊プランなら「サウナ登山」を夜と朝で二度楽しめます。朝いちばんの雪解け水の水風呂は、いっそう冷たく澄んで感じられるはずです。

アートの島、ワインの丘 — テーマで選ぶ泊まりサウナ

サウナは宿泊者だけの特権。日中は島の美術館を巡り、夕方に巻貝の中で汗を流し、瀬戸内の夕景とともに外気浴を——旅そのものが一つの作品になるような、直島ならではの週末が組み立てられます。
コテージ泊なら、サウナ上がりにそのまま十勝ワインで乾杯という流れが完成します。夜は丘の静寂と星空、翌朝は「十勝晴れ」の澄んだ空気の中でもう一度樽の中へ。ワインの里だからこそ叶う滞在です。

自然の懐へ — 山奥・島・清流の滞在

最寄り駅から車で約45分という山奥は、むしろ泊まるための口実。夜はゲストハウスの灯りの下で旅人と語らい、見上げれば降るような星空。朝ウナのあと、山の空気の中で飲む一杯のコーヒーまでが「ととのい」です。
昼はイルカとふれあい、夕方はサウナ、夜は海辺のBBQ——そのままグランピングに泊まれば、1泊2日の理想形が一つのリゾートで完結します。朝凪の海とともに目覚める休日は、家族や仲間との遠征にうってつけです。
宿泊プランを選べば、川音を子守唄に眠り、朝もやの板取川で目覚める贅沢が待っています。日帰り客が訪れる前の静けさの中、朝の清流をほぼ独り占め。夜と朝で表情を変える「奇跡の清流」を確かめてください。

泊まりのサウナ旅は、日帰りよりも少しだけ準備が要ります。けれどその手間は、夜と朝で二つの顔を見せるサウナと、何にも追われない余白になって返ってきます。人気施設の宿泊枠は数か月先まで埋まることも珍しくないので、思い立った今が予約のしどきです。金曜の夜に荷物を詰めて、土曜の朝に出発して、日曜はゆっくり帰ってくる。次の週末は、サウナを目的地にした旅へ。

この記事で紹介したサウナ